はっきり言わなくてはいけない事がある。

しっかり声に出して自分にも回りにも聞こえる大きさで。

『はい、そうなんです』

『あ～たくし、タバコを吸っています』

一時期禁煙ブログ的な状態があり

しばらく業務多忙ということでご無沙汰しておりましたが

『はい、お察しの通りです』

『あたくし何本もタバコを吸っております』

いや、声に出すのは良いが、やはり説明はしたい。

先に説明だったか・・・

いやそれもおかしい、先に報告であってる。

でもご説明というか情報公開というかupdateというか

ただ・・・

　　　きっと・・・

　　　　　いや必ず・・・

それって言い訳だよね～～～～

的な空気になることくらいの空気は読める。

でも、何も言い訳をしないと、

なんなんだ、開き直っちまったぞーーー

　　それも少しふざけた感じで開き直っちまったぞーーー

的な空気になることくらいの空気も読める。

なので、とても難しい場面なのだ。

でもこれだけは言わせて欲しい。

皆聞いてくれ、９０日間は禁煙したんだ。

９０日間後に自動販売機でタバコを瞬間胸がドキドキした。

回りをキョロキョロしていた。

少し手が震えていた。

新宿大ガードの交差点でしばらく立ち止まっていた。

『ライターないし・・・』

『誰かにあげよっかな』

でもファミマが近かった。

『ライター売ってるか見にいこう・・・』

売ってるに決まってる。

『あっライター売ってる』

火を付けた。

そんなに風は強くなかったが、

タバコを手で囲いながら大事に火をつけた。

そして、吸った。

そのまま天を見上げた。

１本だけ吸ってファミマのゴミ箱に捨てた・・・

と書きたいが、そのまま胸ポケットにしまった。

ライターとセットで。

手にニコチンの匂いがついてた。

『あ～たくし、タバコ吸っちゃいました』

茅ヶ崎のビーチの近くでマンションを探しているお客様。

もちろん、お客様のご希望ならばどこへでも行く。

しかし、天気が良すぎる。

ビーチサンダルをはいて

短パンをはいて

こんがり日焼けして

足の指の砂をはらって

ご飯大盛食べて

クタクタに疲れて寝たい・・・そう思った。

でもそんなことは夢の中のこと。

茅ヶ崎の滞在時間２．５時間。

　タッチアンドゴー。

借りたレンタカー屋さんのおじさんもびっくりしていた。

スーツのまま茅ヶ崎を後にした。

　それはそれで悦になる。

　　　それはそれで痛快である。

Ｍ様、また茅ヶ崎でお会いしましょう！！

〝素敵な女性〟の定義はよくわからないけど、

２０歳若く見える女性がいたらきっと〝素敵な女性〟と言って良いのだろう。

そんな〝素敵な女性〟が　〝素敵な物件〟をご購入される。

内装の打ち合わせをいつもお世話になっているリフォーム屋・Ｋ野さんを交じえてやった。

ここのカフェは〝素敵な女性〟のおうちの近く。

〝素敵なカフェ〟である。

外は晴天、中は暗がり。

とても落ち着く空間。

ここの落ち着いた空間でクロスの色やカーテンの色を決めていく。

決めなくてはいけない項目は多い。

〝素敵な女性〟に１２０％満足して頂きたいため、全ての色見本帳や素材集を持ってきてもらった。車いっぱいの色見本をもって挑む。

〝素敵な女性〟は３０分前に決めた素材を、時間の経過とともに却下され他の素材が選ぶ。

そんなやりとりが暗がりの中続いていく。

女性とは感性の生き物というが〝素敵な女性〟ほどその感性は瞬間瞬間で変化していく。

それゆえ、２０歳若く見えるのだと思う。

とても素敵なカフェで理想の素材に包まれる新たな空間演出を決めれて良かった。

ただ・・・

色見本を見るにはあまりにも暗い空間に我々はいた。

白と黄色の区別がつかない・・・そんな暗がりで我々は必死に選んだ。

懐中電灯が欲しかった。

是非とも色見本を見るときは自然光の元でやりたい。