ローンの新規獲得合戦がごいすーな件。
弊社では主に三菱東京UFJ銀行さん(以下MUFG)とみずほ銀行さんにお世話になっておりますが、6月に入りMUFGがSMBCに対抗した安価設定な商品を出した。
基本知識として・・・
住宅ローンは店頭金利から各個人の属性に応じた優遇金利を引いたものが実行金利となる。
今回は変動金利についてですが、だいたいどこのメガバンクも店頭金利は2.475%で、そこから優遇金利がおよそ1.2%~1.6%ほど適用される。
MUFGの場合、弊社経由ですと(今は)どなたも審査にPASSすれば1.6%の優遇が適用されますので・・・
現在の店頭金利2.475%-優遇金利1.6%=0.875% となる。
これでも十分に魅力はあるのだが・・・
2013年6月3日~9月30日受付分(かつ9月30日まで実行分)については、上記プラス、3年固定0.6%というメチャ安な商品となってます。
1~3年目:実行金利 0.6%
4年目以降:店頭金利-1.6% =0.875% (今と店頭金利が変わらない場合)
(上記は保証料一括払いですね。金利上乗せする場合は+0.2% ・・・これはまた別の機会にご説明します)
ちなみに私は個人的には『終の棲家』でない物件であれば、変動金利押しです。
住宅ローンは大好きな分野なので、いつでもご相談下さいー。
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物件名に罪なし!
先日、(株)Dシティが負債520億を抱えて民事再生法の適用を受けた。今日はそれに関する話し。
順位が少しづつ復活してきましたーー!
私のお客様には個人投資家さんが多い。彼らは掘り出しものの物件を日々探している。株式投資をするより現物に投資した方が安全という理屈。変な物件を高値が掴まない限り、私も賛成だ。反面、不動産市況が悪いという評論家が多いのも事実で、現実的に上場不動産会社が12社も倒産している。
ここでエンドの方にお伝えしたいのは、不動産会社が倒産しているから〝今は買い時ではない〟ということはない。むしろ、真剣に探しているとお買い得な物件はある。こういうご時世だから、キャッシュ化したい所有者が相場より安価で世に放り出す。これらは狙い目。
話しを個人投資家さんに戻す。10月に手付金10%を支払った投資家さん(=買主様)がいた。この物件は築後1年ちょっとの新古物件。キャッシュ化したい売主さんの事情もあり、新築価格の約3~40%引きで取引がされた。当然新築にしては利回りは相場より良い。
属性(その方の職業・年収・資産状況等)が良いため、某銀行の仮審査もPASSし、いよいよ金消契約。ただ、この段になり某銀行から中断の説明。
その説明は長くなるのでここでは割愛する。
そうこうモタついている間に、先のD社の倒産発表。
実はこの物件、D社ブランドのマンションだった。
もうこうなると、都銀は一斉に手を引く。加えて地銀もノンバンクも・・・口を揃えて〝D社の物件は・・・扱いできない〟 銀行なりの説明もしてくれるが、やはり納得がいかない。D社が開発した古い物件は既に流通しているので融資に問題はないが、新築もしくは新古物件は×だと。
いやいや違うでしょーーー、もしD社が所有していて、D社が売主であればそれもなんとなくわかる。ただ、売主は既に他の販売代理会社になっている。D社は一切関係ない。唯一関係あるとすれば、物件名にD社が記載あることくらい。
元々金融機関と呼ばれる業界の隅っこにいた経験から、銀行が『ダメ』と言ったら例外なく『ダメ』なのもわかるが、なんかヒドイよね。だって、物件名に罪はないでしょ。
こうなったら維持でもローン付けをしてあげたいと思い、走り回ったが、どこもかしこも『丁重なお断り』・・・チーン
物件名がD社ブランドであることと同じくらい30㎡未満のワンルームマンションであった事もネックとなっている。30㎡の縛りもキツイ。いずれかが無ければ通る銀行はあったのだが・・・
さすがに11月末までには決着しないと不味いね。手付け金10%を何ヶ月も寝かせておく事ほど無駄な事はない。残念だけど、この投資家さんに不利益がないように手を打つ意外に方法はなさそうだ。
投資家さんよ!次ぎのチャンスに向けて一緒に頑張ろう!
日本のバンカー達よ!右へならえは悲しいぞ!・・・そしてワンクリック→
50年ローン これ住宅ローンです。
住宅ローンと言えば、だいたい35年ですよね。
融資を受ける方のご年齢にも寄りますが、私はMAX35年だと思ってました。
それでも、ありましたよ・・・50年ローンが!
50年って、人生の半分以上ですよね。
50年あれば文化や言葉も変わってしまう。
そもそも、『人生設計』やら『長期投資』やら『将来の夢』やら どうでもよくなってしまうくらい遠い将来ですよね。だって、10歳の子供が還暦だよ。30歳の人は80歳・・・
そんなチャレンジングなロングランなローンがちゃんとあるんです。
なぜ、こんな半世紀ローンと巡り合ったかど言うと・・・
知りたい方はちょいっとお手数ですが・・・
さかのぼること1年半前、
とあるエネルギッシュな青年が住宅ローンを組もうとしてました。
このエネルギッシュな青年はいくつかマンションを持っておりましたので、借入先も『この青年への融資どうしよっか・・・』的な会話をしていたと思います。
決してゆとりを持っての借入ではなかったので、担当者も『う~ん、う~ん』と苦悶の顔をしてました。
ただ、この担当者も相当エネルギッシュで、彼が出した答えが、『わかりました50年ローンで行きましょう!』
ええ!? 50年ローン??
エネルギッシュな青年はローンが通って喜んでたものの、何か聞き慣れない、違和感のある期間に心配にもなりましたが、『物件購入』が目的だったために、めでたく50年ローンを契約したのです。
私は自分の回りには後にも先にも50年ローンを組んだ人を知りませんが、50年ローンを組むための条件的なものが存在するような気がしてます。
少し理論離れする、抽象的な説明になってしまいますが、私の考える条件とは・・・
1.エネルギッシュであること
→ これから50年間生き抜く生命力があるか判断されます
2.自ら50年ローンでお願いします・・・と言わないこと
→ 強引さと謙虚さのバランス間を求められます
3.融資担当者がエネルギッシュであること
→ 会社に貢献する熱い社員 場合によっては50年も貢献しちゃう・・・みたいな
あれ、具体性にかける説明だな・・・と思った方も
ちなみに、このエネルギッシュな青年とは私です・・・シツレイシマシタ
エネルギッシュさと強引さと謙虚さを持つ方に限り、ご相談のりますよ。