賃貸のお客様。
刀がご趣味のお医者様です。
こちらのご夫妻、奥様がスタイリッシュな、デザイナーズ風なおうちが好み、
先生(旦那様)は日本家屋風な、古風な、しっとりとしたおうちが好み。
加えて、先生は白い壁紙がNG。
理由は、『院長室を連想しちゃう』から(笑)
とてもお茶目な少年のような目をされた先生です。
そんなお二人の好みのちょうど真ん中なおうち探しの旅をしていたがなかなか見つからず。秋を迎えていたある日、
お客様から 『良いの合ったわよ!!』
とご連絡を頂き、私が後から見る形で「逆ご紹介」を頂きました。
それがこちら物件。
入った瞬間、『軽井沢ってこんな近いですっけ?』とか言ってた記憶が。
天井も高く、リビングから見える木々、そしてそれを見せるワイドな窓。
でもここは世田谷です。
昨年末にお引っ越しも終えられて、先日お邪魔してきました。
家具からして絵になる。
空っぽの状態でも『軽井沢の別荘』を彷彿させる佇まいだったのが家具が入り一段と落ち着きが増す空間に。
この窓から見える木々が本当に綺麗なのです。
あいにく夕方で少し暗がかっているが、
実は窓の左の方を覗くとなんとも綺麗な夕焼けが見えた。
こちらは昨年の秋に物件選びをして頂いてた時に撮影。
紅葉もバッチリ。
この邸宅は天井が広いのと、キッチンの円状の壁が特徴的なのだが、
一番の目玉は上部に見える小さな窓。
隠れ部屋的な屋根裏があるんです。
刀がご趣味の先生の趣味スペースとなるのか・・・
はたまた、私が勝手に棲み着いてしまうのか・・・