某中堅デベロッパーが手がけた、都内O区にあるマンションの話し。
O区、某駅からトコトコ歩くこと7分。
トコトコ歩きながら、今日のランキングをチェックして下さい!
おかげさまで20位も到達しそうな・・・
多分→ をポチポチして頂けると良いことが・・・あるといいな
トコトコトコトコ歩くと、
シングル向けのSTUIOタイプと一部1LDKタイプがあるマンション。
いわゆる投資向けマンションと思って頂いてOK。
これが、利回り7%をたたき出す。
実需で買うならそーとー『お得な物件』!
なぜ?
本物件、昨年8月に建てられ、総戸数50戸全てが新築マンションとして売りに出された。
時期も悪く、完売にいたらず、本年5月にA社が残16戸を購入。
A社は販売代理を行っている不動産業者。
安く買って、高く売る。
商売の基本。
・・・ただし、それは世が良ければの話し・・・
時期は悪かった。
A社は本物件以外にも仕入れを行っており、台所事情は芳しくない。
買ってしまった時期も悪く、5月以降、抱えている物件は売れず。
銀行の融資もでない。
そして、現在購入した16戸中、12戸が売れ残っている。これ大変ね。
9月9日までにある程度まとまったお金がないと、A社は潰れてしまう・・・
ある程度のお金を用意する術は、銀行の追加融資が期待できない今、保有物件を売るしか道はない。
っで、12戸残っているこの新築匿名マンションで、
9月9日までになんとしても売上げをたてなければいけない。
そう!A社は頑張るしかないのである。
今となっては、このマンションで利益を出そう・・・なんて悠長なことは言ってられない。損覚悟で1日1日が時間との勝負!頑張るのみ。
しかも時間がないので現金買いのお客様でないと間に合わない。
9月9日って・・・もうすぐではないか!!
A社の買った価格を100とすると、今現在(officialではないが)62まで下げて販売して欲しいと依頼があった。エンド(=最終消費者)からすると当然破格である。
(さすがに時間がタイトすぎるが・・・)
何が言いたいか。
A社の腕が悪いのではなく、資本主義とはこういうもの。
全員が安く買って、高く売れるなんてことはない。
現在、資金力のある業者は、この手の物件をまとめて買い上げている。
さっきの例でいうと、100で買った物件を50で買う。そしてエンドに70そこそこで販売。
このマンションも、元気な会社がいれば、そしてファイナンスが間に合えば、まとめ買いする業者が出てくるかも知れない。
でもエンドが62でこの物件を買えたら・・・お得だよね!!
新築なのに利回り7%!!
嬉しいよね!
ましてや、実需(自分で住む方)ならベストです!
この駅近辺で探していたシングル層にとっては、住宅ローンで将来の投資マンションが購入できちゃうわけだから、ウハウハである。(※30㎡未満の単身向けマンションの住宅ローンは実際には厳しくなってきている)
ちょっと事情が事情なだけに、固有名詞抜きで書いてしまいました・・・スミマセン。
今は不動産逆風!なんて書かれるけど、決してそんな事はない。
正しい物件を冷静に見抜く力・・・私も身に付けたい。
『お得な物件』はどの時期にもきちんと存在する。
↓これが建物内。
え?単身向けマンションなのに私の大好きな『内廊下』仕様!!
やるねーー!・・・現物は大規模マンションと比べちゃうと、少しちゃちなんですが。
でもご立派!
→我こそは『内廊下ファン』という方は、
強制ではないですよ~ 強制ではないですよ~