エントランスのシンボルツリーが面白い。
見上げてもよし。
年末にフラット35の審査が通り、今日はいよいよ『S』の現地調査。
ご存知の通り、フラット35は35年間の固定金利。
最近だとその金利は2.7~2.8%でしょうか。
加えて『S』が通れば当初10年間は1%の優遇があり、これが大きい。
少し『手』を加えると『S』の審査にパスするので、いつも是が非でも『S』を獲得できるように画策する。
そういえば、年末は戸建の『S』を取得するために、半日労働をした。スコップを持って穴をホリホリ。
(詳細は書けないので『S』でお困りの方はご連絡を・・・)
今日はマンションなので『手』の加え方は比較的簡単・・・
っと、思ってたのが大誤算。
いつもうまくいくと思ったら落とし穴はある。
思わず、お客様に現地から連絡をして、『非常にまずいことに『S』が無理かも・・・』と泣きのメールを。
何が問題かという言うとお風呂場の壁は石材であったこと。。。
でも、なんとか無事『OK』を取得した。
この瞬間は本当に嬉しい。
なんと言えばよいのだろう、この感覚。
調査マンと思わず抱き合いたくなる感覚。
調査マンが抱かせてくれないなら1階の管理人のおじさんでも良い。
とにかく喜びを誰かと分かち合いたい。
年末の戸建の『S』が通ったときは、買主さん(私のお客さん)、売主さんご夫妻、売主さんの担当者、そして私の総勢5人全員でオオオオーーー!と、まるでサッカー日本代表がゴールでも決めたような雄叫びを上げ、気づいたらみんなで拍手していた・・・そして、皆で抱き合った・・・ そして、売主さんの担当者は涙をした。。。
それくらいの喜びがある。
実は年末もマツイさんだった。
マツイさんは調査結果を伝える際に、必ず『溜め』をつくる。
沈黙があり・・・
・・・空間は静まりかえり
・・・固唾を呑む
・・・前に倒れそうになるくらい、こちらは結果を待っている・・・
それでも尚、伝えない。
そして、ピーンと張り詰めた空気ををやさしくほどくように言う
『はい 大丈夫ですよ』
戦場カメラマンよりも穏やかに言う。
まったくもって役者である。
それにしても渋い部屋である。
購入者は若い女性のお客様。
このお部屋と巡り合って頂いて嬉しい。