久々のブログ更新はこんな内容でいこう。
不動産営業マンの基本姿勢。
ケーススタディとしてお客様との待ち合わせを想定して書きたい。
不動産営業マンは『物件』にてお客様とお会いすることが多い。
いわゆる「現地待ち合わせ」と呼ばれる方法である。
初めてお会いするお客様の時には、いつもよりもゆとり持って
行動し、早めに『物件』に到着し、『物件』周辺をグルリ一周する
くらいの心のゆとりが欲しい。
そう、散歩するくらいのゆとりだ。
グルリ一周し、いよいよ「お待ち」する体勢に入る。
【「お待ち」する時の基本姿勢】
『物件』のエントランス前がちょうど良い。
裏口での「お待ち」は感性、品性を疑われるので不味い。
エントランスの中で「お待ち」するのもここではNGとしたい。
木陰や自動販売機の裏での「お待ち」はもはや「お待ち」ではないと言える。
画像のように、少々前傾姿勢での「お待ち」は前向きな
気持ちの表れであり、とても良い
ここで時間ぴったりにお客様がいらっしゃるのが通例では
あるが、お客様も人間である。
電車が遅延することもあるし、お子様が泣き止まず出発が
遅れてしまうこともあろう。
そこで、「あれ、ちょっと遅いかな・・・」と思って気を利かせて
更に周辺をグルリしたい衝動にかられるが、これは避けたい。
周辺をグルリの最中にお客様がお見えになり、「遅刻してきた男」
と思われてしまう可能性がある。
ここはひとつ我慢強く、お客様を信じて、しっかりと「物件」にて
お待ち申し上げたい。
【我慢強く「お待ち」する時の姿勢】
あくまで自然体で。
あくまで心にゆとりと優しさを持って。
威風堂々とお待ちしたい。
【我慢強く「お待ち」する時の姿勢<ワイド>】
ここでのポイントは視野を広くとれるポジショニングであろう。
ワイドで見て頂くと明白であるが、左右をしっかりと視認できる
立ち位置が望ましい。
肩幅程度のスタンスで背筋を伸ばす感じでじっくりと「お待ち」
するのがベストスタイルである。
ただお待ち合わせの時刻から20分経過してもお見えになられない
ケースも発生する場合がある。
こういう時は色々と機転を利かせたがるのが営業マン。
大通りまでお迎えに行こうか・・・
随分早く到着して既に建物の中に入ってしまっているのでは・・・
似た名前の「物件」が近くにあるのでは・・・
すぐに気を利かせ、あっちこっち動きたくなる衝動にかられる時間帯だ。
ただ、ここでもやはり魔の「すれ違い」、「行き違い」を引き起こす原因
となり、またもや「遅刻してきた男」になってしまうリスクがつきまとう。
やはり、基本姿勢は変えずに「物件」にてしっかり「お待ち」申し上げる
姿勢が重要となる。
【20分経過後の「お待ち」の姿勢】
20分経過後は想定できる最良のポイントでお待ちすることである。
20分という時間経過の中で生み出した最高のポイントにしっかりと
足を地に付け「お待ち」することである。
画像を見てお分かりのように、今回の立ち位置は周囲を270度見渡せる
ポイントでの「お待ち」である。
視認性が高く、またどの方向にも最初の一歩が出やすい好立地
である。
ここを最良の「お待ち」ポイントと判断できたスタッフと視界270度を可能に
させた好立地に位置する「物件」のおかげではあるが、今回のケーススタディ
も最高の「お待ち」から素敵なお客様との「ご縁」が導かれた。