2010年 おしまい。

2010年、終わりました。

正確に言うと、自分的には『終わらせた・・・』 という表現の方がしっくりいく。

よっしゃー、これでおしまい・・・パソコンの電源を落として紅白を見よう!

という感覚ではなく、

いや、あと少し、あとここも少し・・・

そうだ、あれももう少し・・・

若干、ガサツな年越しとなりそうだ。

1年を振り返ると、どの月もぎっしりと濃い内容で思い出深い。

年末に事務所移転を果たした。

南青山4丁目から3丁目へのプチ移転。

ハイアーグラウンドを目指す日々

この移転も『ガサツな年越し』となるひとつの要因であった。。。
ハイアーグラウンドを目指す日々

2010年は禁煙で始まった。。。

ハイアーグラウンドを目指す日々

2011年・・・禁煙 2nd season をはじめるか・・・ あと20分で年越しだ。

とりあえずくわえてみた。

後ろの時計はあと20分で年越し。
ハイアーグラウンドを目指す日々

なんだか久しぶりにスーツを脱いだ。。。そして、緊張感のない顔をした。

忙しかった1年だから、最後はこの緩い感じで年を越すことにしよう。

今年出会った多くの方々、

一緒におうち探しをさせて頂いた皆様、

一緒に働いたスタッフのみんな、

変わらぬ付き合いをさせて頂いた皆様、

2010年は本当にお世話になりました。

  2011年も宜しくお願い致します。

May the New Year turn out to be the happiest and the best for you and your family!!


34→35 緊張感がある。

今日で35歳だ。

朝、産んでくれた母からメールが届いた。

〝あなたはとても暑い日に生まれたのね〟

確かに8月4日はいつも暑い。

産んでくれてありがとう!!

35歳と発すると〝アラフォーだね!〟なんて返ってくるが、そのせいでもないだろうが、妙な緊張感がある。

前職のサラリーマンをやっていたらこの緊張感がなかったのか・・・?と考えたが、きっと前職にいても35歳という年齢に差し掛かったら同じ緊張感だったに違いない。

働き盛りの30代・・・

後5年しかない。

その時間的な制約に緊張が走るのだろう。

*もちろん、まだまだひよっこで、40代、50代もバリバリ活躍されている人がいるのも真実だが。。。

自分にとって、『大人の仲間入り』と感じた瞬間が20歳の時と、社会人になった時、そして今日なのだと思う。

きっと、結婚して家族ができた時もまたそう感じるのかも知れないが、仕事という意味では今日ほど緊張した誕生日はない。

まー、自分にとって、それを感じたのが、35歳だったと言うことなのだろう。

それぞれ皆それを感じる時期は異なると思う。

アハハハ、肌が艶々しているので若く見られるんですよ~ とか言ってる場合ではないのが、今の自分と35歳を迎えた自分の率直な心境。

だからか、ワクワクする。

適度な緊張感は人間にプラスの作用を働かせる。

今日からまた365日頑張りたいと誓う。

2010年8月4日


有事が起こった時に何が必要か

35歳を明日に迎え、

34歳ラストの1日はなんとなくムズムズとした、落ち着かない日だった。

何かが起きそうな予感というか、悪寒というか。

でも外は猛烈に暑い。

今日は渋谷の宮益坂の頂上にてっぺんに位置する業者さんと契約内容のミーティング。電話、メールでのやりとりはしていたものの、顔を合わせるのは初だった。

18時00分のアポ。

うちの事務所からは近いが、別件の荷物もあり、車で行く事に。

少し早めに出発。

オフィスから出た時から靴紐がほどけていたのが気になったものの、駐車場確保の問題もあり、〝靴紐は後でね〟という感じで目的地へ。

アクセルとブレーキを踏む時に靴紐がほどけている事が少々気になったものの、なんなく目的地近辺へ。

ちょうど目の前にコインパーキングがあり、バックオーライ、1発で停車。

35歳を目前すると、ここら辺のテクニックは申し分ない。

17時50分

ニヤリ。

靴紐を結ぶ時間があるな。

颯爽と車から降り、ドアを閉め、靴紐に手をかけようとしゃがんだ。

この一連の動作、なんとなくリズムがある。

はい、停車。

エンジンオフ。

ドアを開ける。

外へ出る。

ドアを閉める。

そして、靴紐。。。

リズミカルな感じだね。

こんなにリズミカルなものだから、しゃがむのも軽やかだ。

と、その瞬間。

『バリ!』

一瞬わからなかった。。。なんて事はない、

一瞬にしてわかった。

スーツのお尻が完全に裂けた。

どちらかと言うと裂けというより、お尻が外に飛び出たという表現が正しい。

完全にビックリだ。

というより、行き交う全員に報告したいくらいだ。

恐る恐る、お尻を触る。

さっきまでのリズミカルな動きはもはやできない。

全てがスローモーションになる。

ダメだ。

完全にお尻が出ている。

ここで我に返る。

17時51分。

本気で不味い。

『有事』である。

近年稀にみる、非常事態である。

我が34年間の集大成がこれでは不味い。

色々と考えた。

・・・ごまかせないか。

 常に正面だけ向いていればバレないか?

 スーツの上着で隠せないか?

・・・再度触ってみた。

完全に真っ二つになっている。

そして寄りによって、今日は原色系のパンツを履いてきた事を思い出す。

黒のパンツでない事を悔やんでいる場合ではない。

17時52分

こういう時にあまりパニックにならない習性がある。

そうだ、スーツを買おう!

天下の宮益坂。

スーツ屋さんくらいあるであろう。

カバンをお尻にあてて、ちょっと少女っぽく通りへ出る。

左をチェックし、

右をチェックした。

右をチェックしたーーーーー

あった!

10歩先に神が見えた。

紳士服の青木が目に飛び込んだ。

17時53分

34歳最終日、ここからが本当の勝負だ。

続く。


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